ミツバチの到来。急遽、養蜂をやってみる。

ガレージをお店に改装するべく、いつものように作業をしていたら、どこからかブゥーンという羽音が聴こえてきました。あれ、もしかしてこの虫はミツバチ?と思い、携帯のカメラで写真を撮っておきました。ネットで確認すると、どうやらミツバチっぽくて、しかも西洋ミツバチではなく、ニホンミツバチ?(間違ってたらごめんなさい)

以前住んでいた熊野で、ニホンミツバチの蜂蜜を食べさせてもらったことがあり、その美味しさがいまだに忘れられなくて、いつの日にか養蜂をやってみたいと思っていました。

次の日もお店をつくる作業中に、どこからともなくまたミツバチが飛んできます。たぶん、お店のつくった窓枠の木に蜜蝋を塗りこんであるので、その匂いにつられてやってくるのかもしれません。

というわけで、まったく予定してなかったのですが、急遽、養蜂をやることに。養蜂といっても、知識も経験もまったくないど素人なので、見よう見まねでつくった巣箱をとりあえず置いてみることにしました。

ネットで巣箱の作り方を調べましたが、よく見かける箱型になってる巣箱は分厚い杉板がいるし、時間がかかりそうでした。

お店のオープン予定もあるし田んぼも始まってるし、あまり時間もないので、できるかどうかも分からない養蜂に時間をかけていられません。

そこで杉の切り株をくり抜いた胴穴式のやり方があることを知り、これでやってみることに。こちらのやり方のほうがより自然の状態に近いのかニホンミツバチが入りやすいそうです。ちょうど今年の初め頃伐り倒した直径40cmくらいの杉の木があるので、これを適当な長さに切って使います。チェーンソーで中をくりぬきます。

次にノミとトンカチで中面の表面をきれいにしてゆきます。

そして、最後に巣門と呼ばれるミツバチが出たり入ったりする穴、幅7mmぐらいの切り目を丸太の下のほうに入れます。そのへんに転がっているベニア板の上に丸太を載せ、丸太の上には厚めの板を載せトタンをかぶせその上に石を載せました。念の為、蜜蝋を巣門の辺りや被せた板に塗っておきました。

ミツバチが入ったら何をしたらいいのか、巣はどういう状態になるのか、蜂蜜はどうやって絞るのか、そもそもミツバチが入るのか??すべてがまったくの未知ですが、いつもの「とりあえずやってみる精神」で、自作の巣箱を急遽設置してみました(笑)