田植えを先週の金曜日15日にやりました。向津具半島にやってきて初めてのお米作り、ひとまずは田植えが終わってほっとしています。予定では5月末でしたが、苗の成長具合がまだ田植えに適さなかったのと、畦塗りをした畦から水が漏れて田んぼに水が貯まりにくくなったり、コナギという田んぼに生える雑草が大量に生えてしまったりして、予定より田植えの時期が遅くなってしまいました。すべてが自然相手のことなので、このように簡単に一筋縄ではいかないのが、お米作りの面白いところです。
我が家のお隣さん、くら里木さんと一緒に田植えをしました。無農薬自然栽培なので除草剤は撒きません。田んぼに生える雑草の除草はどうやってやるかというと、チェーン除草という方法でやっています。昔の田んぼで牛に引かせて代掻きをしたように、角材で作ったトンボにチェーンをぶら下げたものを人力で田んぼの中を引いていきます。こうすることで表面1cmぐらいにあるコナギの種を水に浮かせて発芽させないようにします。
この作業を田植え前に1回と田植え後も何回かやります。なかなかのハード作業で足腰がガクガクになります(笑)。
くら里木さんの手押しの田植え機をお借りして、植えていきます。手植えに比べて機械は便利で速いです。
機械で植えられなかった箇所は翌日に手植えで捕植しました。何もなかった水田が、緑の苗が植わった田んぼに変わりました。さあ、秋には我が家の1年分のお米が収穫できるのか?楽しみです。