椎茸の原木栽培

以前住んでいた熊野でもやったことがあるのですが、今住んでいる家の裏山に適した木があるので、椎茸の原木栽培をやってみます。

ネットで調べると、秋の11月下旬頃にちょうどよい太さのコナラやクヌギを伐採し、切り倒した状態40~60日程度置いて玉切りにした原木に椎茸菌を植え付けるようなのですが、わが家の場合、椎茸栽培用に木をきったのが今年の2月でした。原木栽培にはいろいろなやり方があり、伐採時期が2月3月でも特に問題はないようなのでやってみることに。裏山にはクヌギやコナラの木があまり生えてなく、椎の木をきっておきました。以前、熊野でやった時にも椎の木でできたので、大丈夫だろうと。

秋に伐採する理由は、木の乾燥具合を椎茸栽培に適したものにするためで、2月頃に伐採した場合にはすぐに長さ90cmほどの長さに玉切りする必要があるそうです。

マキタの電気チェーンソーでカットして山の中にしばらく置いておきました。(チェーンソー、以前はガソリンで動かすエンジン式チェーンソーを使っていましたが、故障をしてその後に充電式の電気チェーンソーに買い変えました。電気チェーンソーと言っても最近は性能もパワーもエンジン式に比べても引けを取らないぐらいになっており、十分使えるものになっているという話をよく聞きます。diy雑誌「ドゥーパ」の中でも、プロのログビルダーの人も絶賛していました。というわけで自分も使ってるのですが、パワーも十分あるし音が静かだし混合ガソリンを毎度給油しなくてもいいし、メンテナンスする時に油まみれにならないのが気に入ってます。もちろん、大木を伐り続けたり山の中にずっと入っている現場のプロの人が使うには、まだまだエンジン式のほうがいいのかなとも思いますが。)

 

そして3月下旬になり、椎茸菌を植え付ける作業をします。インパクトドライバーを使って椎茸菌植え付け用のビットで穴を開けていきます。参考にしたのが、こちらきのこ栽培塾のサイト。

種駒400個を打ち込んで合計10本のほだ木ができました。梅雨頃までは原木に水をかけたりして、椎茸菌が木の中で繁殖しやすくするため水分調整をしていきます。あとは直射日光の当たらない林の中に放置して、来年の秋の収穫を楽しみに待つだけです(笑)