『縄文』についての正しい再認識④

…前々回紹介した本の感想の続きです。

完全調和社会の縄文時代が何万年もの長きに渡り続いた秘密の一つに、縄文時代には住む家も集落全体も一人一人の人間も、すべてが宇宙のエネルギー構造と同じ真ん中にHI(火、陽、霊)を抱き円形に循環するトーラス構造(統一場空間)を保っていた、それが宇宙や自然、人と人、すべての万物と完全調和する方法だと理屈ではなく感覚で縄文人は分かっていたから、ということが本を読むと理解できます。

人間一人一人が一つの小さな宇宙であり中心を抱いた円形のエネルギー構造を意識して毎日を暮らすことが大切だと以前から自分も考えていたし、このブログでも「中心軸を意識して毎日をワクワク過ごす方法」と題してブログ記事を書いたこともありますが、毎日暮らす住居も集落社会全体も宇宙と同じエネルギー構造だったのか…そりぁ〜家の中にいても外に出ても宇宙の中にいるのだから、その中で暮らす人間自体も自然と整うはずだ…と衝撃を受けました。

あと、なるほどな、そうだったのかと思ったこと。それは縄文という名前の由来になった縄文土器の秘密。縄文土器には縄の紋様が記されていますが、これは土器の周りに縄を巻き付けて火で焼いていたからだそうです。なぜ巻き付けるかと言うと、土器自体が一つの子宮空間(宇宙)でありその中に食べ物を入れますが、これは以前このブログで書いたことのあるエネルギーを高める(集める)ことと通じる考え方です。自分が最近なんとなく考えていたことがここでも繋がったか…と嬉しかったです。縄文時代、縄をなうのは主に女性の仕事だったそうで、依りをかけ右回転と左回転の縄を合わせることで空間にあるエネルギーを集め土器の中の食べ物のエネルギーを高めていたのではないかと。現代の日本の社会にもこのような縄文の叡智は意味は変わってますが、でも形としてはいろいろと残っていて、御神木に巻く中連縄や神社のしめ縄もそうで、個人的推測ですが玄関先に飾るお正月のしめ縄飾りも同じことではないかと。真ん中にみかんを付けますが、これは太陽(火、霊)の象徴ではないかと。なんかいろいろなことがすべて繋がっていくので、面白いです。

あと、これも自分なりに昔から考えていたことと重なる内容が書かれてありました。それは、日本語というものが宇宙のエネルギーそのものを現す言葉だということ。いや、縄文の人達(この本の中で)がフォース言語と呼んでいる宇宙自体への共鳴から生まれる言葉(響き)が、日本語のあいうえおの中に現代でも残っていると言ったほうがいいかもしれません。

本の中で、MA、HA、HI、HIKI、HARI、HAREといったものがフォース言語として登場します。(日本語の持つ力については、自分なりの考え方をまたいつかブログに書きたいと思います)

そして最後に、この本を読んで個人的には一番衝撃を受けたことがあり、それは何かと言うと「人間の思考や心は原因ではなく、結果である。」と縄文人の長老が語っていることです。現代人は平和的な社会を築くために、人と喧嘩をしないで仲良くするために、ルールや規則や制度を作り、子どもへの躾や教育、自らの理性や心を磨いたりといろいろとやっていますが、それでも争い事や不調和な事は今も絶えません。けれど縄文時代には社会の調和を目的としたルールも規則も法律も宗教も教育も躾も心の修行も何もない、縄文人がやることは宇宙と同じ統一場空間を保つだけ。人と人、宇宙や自然との完全調和はその結果に過ぎないのだと。

人と人とのコミュニケーションに関してもひと言ふた言、軽く言葉をかわすだけで十分で、余計な会話も愛想笑いも社交辞令も必要ないそうです。なぜなら、もうすでに深いところで繋がっていることを知っているので、現代人のような、まずは孤独が前提としてある相手への無駄な詮索や自己顕示や余分なコミュニケーションは必要ないと。

個人的に過去のことを振り返ってみると、昔から特に2003年頃から、それまでのどうしようもない自分を変えるために自己啓発書やスピリチュアル系の本を読みまくり、心を磨く、魂を磨くということをやってきたつもりです。思考は現実化すると信じていたし、目の前の現実(結果)をつくりだす原因は自らの心にあると思っていたので。このことに関して本の中で長老はこう語ります。

「あなた方の世界では、愛は時に相手や自身を束縛し、自由に生きたいと求める心は、人との愛の関係を失わせる。自身の求めと周囲との関係性が矛盾し合っている。あなた方はそれを心の問題だと思っているが、我々の目には心もまた結果なのだ。その矛盾の本質は心にあるのではない。それこそが非子宮空間による枷(かせ)なのだ」

「HARI(フォース)空間が形成されない限り、存在は相対力に縛られる。心もまた相対力に縛られるのだ」

「たしかに思念は大きな力をもつ。だが、それは現象界の力だ。そのひとり歩きにより、あなた方は光を失っている。(中略)思考の分散状態は、あらゆる次元の統一性を損う。それは肉体に刻まれ、一定期間続くと、様々な分裂感情を引き起こさせるようになる。この段階では、心が心をコントロールすることが難しくなる。
あなた方はその状態が通常であるため、人間とはそのような存在であると思っている。しかし、人間とは、決してそのような存在ではないのだ」

…次回に続きます。